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行程5日目
世界遺産 ヒエラポリス=パムッカレ(以下、パムッカレ)へ向けて出発です。
宿泊地のアフィヨンからは約230kmです。
午後、パムッカレ到着
ヒエラポリス=パムッカレ
パムッカレとはトルコ語で「綿の宮殿」という意味です。
この地が昔から綿花の一大生産地であることに由来しています。
1988年にユネスコの世界遺産(複合遺産)に登録されています。
パムッカレは石灰華段丘からなる丘陵地の名前で、2世紀頃「ヒエラポリス」というローマ帝国の都市が存在しました。
このヒエラポリスの遺跡は、パムッカレ石灰華段丘の一番上にあります。
ローマ帝国の温泉保養地として栄えましたが、1354年の大地震で廃墟と化しました。
テルマエロマエ
パムッカレの水色に見えているのは温泉です。
以前は段々になっているところのほとんどにお湯がありましたが、
観光客の増加により周辺にホテルが増え、温泉をひき、そのため湯量が減少してしまいました。
かつてはこの段々の温泉に入ることもできたのですが、
一時期の全面禁止を経て、現在は一部のみ足を入れることができます。
ですが、今も着実に湯量は減っています。
よく目にする写真とは違う光景があります。
写真のイメージから同じものを見るために行くという方には、
きっとがっかりスポットと映るでしょう。
ですが、人がしてしまったことですから、
現実の状況とお湯がなくとも、石灰でできた段丘の迫力は一見の価値は充分にあるのではないでしょうか。
ヒエラポリスの遺跡は円形劇場、列柱、神殿跡、浴場などが残っています。
円形劇場は最大20,000人を収容できたそうです。
今でもしっかりと残っています。
大浴場は一度に1,000にん入浴できたそうです。
さすがローマ帝国
規模が桁違い。
観光後は、宿泊地のクシャダスへと向かいます。
パムッカレからクシャダスまでは約200km
約3時間の道のりです。
宿泊は「カリマデラックスホテル」です。
エーゲ海沿いに建つホテルで、とても眺めがいいです。
大移動もあと少し
7日目にイスタンブールに移動したらそこからは2連泊です。