旅の不安や不便を感じている方々にも旅の感動を味わえる旅行環境をめざします。
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「旅リハ」とは、旅行を通じてみなさんのココロとカラダを元気にし、
生活を楽しむチカラをつけよう!という新しいリハビリテーション(生活支援)プログラムです。
生活支援を専門とするリハビリテーションスタッフが同行し、非日常的な旅の道中で遭遇する様々な場面で
「どうすれば良いか?」を皆さんと一緒に考え、実践します。
また、旅先での人や文化・自然との交流、様々なアクティビティへのチャレンジを通じて、
皆さんお一人お一人が新たな可能性に気づき、毎日の生活に対する自信や意欲を高めていただくためのお手伝いをします。
これからも旅行を楽しみたいと考えている皆さん、この旅行で「初めの一歩」を踏み出してみませんか?
ひとりでも多くの障害がある方々が、いつまでも自由に旅の感動を味わうために、
そして、旅を通して、新しい仲間や価値観との出会いにより、人生に対して更なる生きがいを感じていただくために…。
「リハビリテーション」と「旅(バリアフリー)」の専門家が、それぞれの知識と技術を持ち寄り、
「新しいリハビリのカタチ」と「新しい旅のカタチ」を創造することになりました。
これにより、「リハビリテーションの領域」においては、外出への自信をつけ、よりアクティブな生活を送ることが可能になったり、
「バリアフリー旅行の領域」においては、旅行をすることに不安を感じたり情報収集力が低いお客様に対して、
より説得力を持っている医療機関からサポートを得ることができ旅を諦めさせない取組みが可能になるという、
従来の様々な活動の課題を、それぞれが解決するキッカケになることを期待しています。
ひとり一人の個性や機能・体力の客観的な観察、評価を行ない、それぞれの方に合った自立サポートが出来ればと良いと考えています。
宮地秀行
社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団
障害者スポーツ文化センター・横浜ラポール
スポーツ指導員
自宅に戻っても、一人で外出する自信のない人がいる。毎日リハビリしているのに、その先の具体的な目標を持てない人がいる。旅リハを通じて、そんな人たちの世界が少しでも広がれば本望です。さあ、私たちと一緒に次のステップに進みましょう!
宮澤京子
社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団
障害者スポーツ文化センター・横浜ラポール
スポーツ指導員
運動やスポーツが、健康体力づくりに欠かせないのと同じ様に、旅は心を豊かにし人を元気にします。リハビリを訓練のまま終わらせず、行きたいところに行ってみる、やりたいことをやってみる、そんな一歩先のチャレンジに活かしてみてはいかがでしょうか?私たちが応援します!
中川淳一郎
社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団
障害者スポーツ文化センター・横浜ラポール
理学療法士
新しいことや日常でないことへのチャレンジは、やる前の緊張感も大きいですが、そのあとに押し寄せる充実感もまた大きいものです。旅リハで、日常では味わえない楽しいチャレンジをしてみてください。その先にはきっと新しい何かが見えてくると思います。
和田剛
社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団
障害者スポーツ文化センター・横浜ラポール
管理・文化事業課
昨年の旅リハ沖縄から参加させていただいています。その時に感じた、参加された方のパワーと笑顔は今でも忘れられません。文化活動を通じて、これからも旅リハでのチャレンジに少しでもお役に立てればと思います。一緒に旅行で笑顔になりましょう!
いままでは、リハビリテーションが順調に進んでも、旅への不安を解消することが出来ないまま、旅を諦めてしまう方が多かった。
医療・リハビリ機関と、旅行会社との橋渡しがなかった。
「リハビリテーション」と「旅(バリアフリー)」の専門スタッフが、それぞれの知識とスキルを持ち寄り、「新しいリハビリのカタチ」と「新しい旅のカタチ」を創造しています。この活動により、「リハビリテーションの領域」においては、外出への自信をつけ、よりアクティブな生活をおくることが出来、QOL向上に繋がる。「バリアフリー旅行の領域」においては、旅行をすることに不安を感じたり情報収集力が低いお客様に対して、医療機関からサポートを得ることが可能となり、旅を諦めさせない取組みが出来るようになる等、それぞれの領域の課題解決に大いに役立つ活動だと考え、期待しています。
脳血管障害(片麻痺・失語症)、膝・股関節機能障害、脊髄小脳変性症、高齢による運動機能低下、等