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ANAでいく!オランダ・ベルギー満喫8日間
本日はブリュージュ満喫の2日目のご紹介です。
観光開始です。
2000年に世界遺産登録をされたブルージュ歴史地区をご案内します。
~ここでお知らせです~
ブルージュ歴史地区はバスの乗り入れができないとの情報が入って参りました。。
歴史地区(旧市街)は徒歩での観光となります。
行ったり来たりがあるとの報告を受けております(どこから)。
現地を歩き回るのが一番その土地を知れる素敵な観光の仕方だと思ってます。
(私は常に迷子なので同じところをうろうろしてます)
~お知らせは以上です~
ブルージュ歴史地区とは・・・
この地は9世紀頃から運河により北海と交易をし、貿易拠点として繁栄していました。
しかし、15世紀以降運河が埋まり港として機能しなくなったために衰退を余儀なくされました。
一方、この衰退は、中世の街並みが残り、19世紀のベルギーの作家ジョルジュ・ローデンバックの『死都ブルージュ』の発表によって脚光を浴び、観光都市として復活を遂げました。
繁栄、衰退そして復活
歴史の面白みです。
マルクト広場はブルージュの中心に位置しています。
場所だけでなく、世界遺産ブルージュの鐘楼やベルギーで最も古い市庁舎、ギルドの建物に囲まれており、名実ともに街の中心となっています。
鐘楼と市庁舎です。
マルクト広場は下車観光いたします。
目の前の鐘楼は外観のみの観光です。
上まで行くこともできるのですが、エレベーター等はなく、366段の階段を上らなくてはいけません。
見上げるだけでも十分に堪能できます。
この鐘楼は、「ベルギーとフランスの鐘楼群」として1999年に世界遺産に登録されています。
13世紀初頭に建築され、もともと木造であったため1280年に焼失し、1282年から1296年にかけて増築されました。
上部二層は1483年から1487年に増築され、最上部はゴシック様式を模して1822年に改築されました。
鐘楼の最上部にはカリヨン(組み鐘)が設置され、専属の演奏者によって演奏が行われています。
聖血礼拝堂
市庁舎の隣に垂直にくっついています。
名前からのイメージが強いのか、小さいながら漂う存在感。。
12世紀に十字軍に参加したフランドル伯のティエリー・ダルザスが持ち帰ったといわれる「聖血(キリストの血)の遺物」が祭壇に納められていることから、この名で呼ばれています。
こちらは入場します。
1階と2階に2つの礼拝堂がある二重構造です。
写真は2階にある聖血を拝める礼拝堂、いわゆる聖血礼拝堂と呼ばれるのはこちらです。
もともとは12世紀に建てられ、1階にある聖バシリウスに捧げられたロマネスク様式の礼拝堂でしたが、2階部分は16世紀以降に礼拝者が増えたために増改築されたゴシック様式となっています。
外観鑑賞のノートルダム教会
10世紀以前から存在していたが、焼失があったり改築を経て1361に完成しました。
尖塔は122メールの高さがあり、1519年の落雷での損傷後、1534年に再建、1634年に修復されたのが現在の尖塔です。
この教会にはミケランジェロの彫刻「聖母子像」があることで有名です。
イタリア以外でミケランジェロの作品があるのはちょっと珍しいですね。
この写真は一番手前が、サン・ボニファース橋
左の建物が1727年に建造された当時の裁判所
右がノートルダム教会です。
メムリンク美術館
聖ヨハネ施療院の一部を改装した美術館です。
メムリンクは15世紀末にブルージュで活動した画家で、細部の精密な描写、とりわけ金属製の鎧に映った模様まで描写しています。
代表作の一つで、ベルギー7大至宝と言われる『聖女ウルスラの聖遺物箱』があります。
この『聖女ウルスラの聖遺物箱』の前後側面に「聖女ウルスラ伝」に沿って描かれているので聖女ウルスラの巡礼・殉教を少し頭に入れておくとより楽しめるかもしれません。
この作品を含め、6点のメムリンク作品が展示されています。
翌日はオランダへ向かいます。
オランダといえば風車。世界遺産キンデルダイクの風車群、フェルメールセンターを観光し、ハーグにて宿泊です。
オランダ・ベルギー8日間