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インド 王道ゴールデントライアングル7日間
ジャンタル・マンタル
こちらも世界遺産です。
カチワーハー家(アンベール国の)のジャイ・シング2世によって1728年から1734年に建てられました。
ジャイ・シング2世はチャンドバオリの階段井戸のジャイ・シングから4代後です。
後述するマハーラージャの居城「シティ・パレス」の一角に建てられています。
現在は単独の施設として公開されています。
ジャイ・シング2世は天文学者で占星術にも造詣が深く、
北インドの5ヵ所に天文台を設置し、
その中の最大のものがジャイプールのものです。
インド占星術があるくらい、インド人は星占いを本当に大切にします。
天文学と占星術が結びつくのは必然なのかもしれません。
ジャンタル・マンタルは「計測する機械」の意味だそうです。
サンスクリット語のヤントルとマントラの訛ったものだと言われているのですが、
それであればヤントルは機器、マントラは言葉、祭司や呪文の意味です。
占星術が政治をはじめ、あらゆるものに浸透している前提で考えると
祭司の機械とかがしっくりくるかも、と勝手に考察してみました。
時代背景や、ジャイ・シング2世の背景を無視してますが。
サンスクリット語は音を大事にする言語です。
音のためなら文法なんて気にしません。
発音だって変えちゃいます。
連声という手法も使います。
そのため、ヤントル・マントラを韻の良い同じ発音の音にし
ジャンタル・マンタルと発音したと言われています。
ジャンタル・マンタルには天文学や占星術に使用する12の計測機器があります。
12星座それぞれを観測する機器もあり、やっぱり占星術が大事なんだなと思います。
私も占星術は興味があります←
西洋占星術は1ミリくらい勉強しました。