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『車椅子ユーザーでも行ける!添乗員同行ツアー』として、オーストラリアのケアンズに滞在!オーストラリアの動物と出会い、海と山の世界遺産を楽しみました!
今回のツアーでは8名様(車椅子ユーザー3名、杖利用1名、介助者4名)をご案内致しました。リフト付き車両でご案内し、船など車いすのままでは難しい乗り物も同行添乗員とガイドがサポートし、旅行を過ごしております。
今回はリフト付き車両でのご案内でしたので、段差を上ることが難しいお客様でも安心してご参加いただける内容でした。
荷物はトレーラーをひいているので、車内が狭くなることもなく、快適に過ごされました。
中型マイクロバスですので、個人旅行でも手配は可能ですが、アレンジ代金が割高になるでしょう。
今回利用した【ダブルツリーバイヒルトン】ホテルには、全部で2部屋のバリアフリールームがありました。
バスタブなし、ベッドは大きいキングサイズのベッドのみのお部屋です。
シャワーチェアは壁に固定タイプ、ハンドシャワーでした。
一般ルームはすべてのお部屋がバスタブあり。お部屋内はフラットですが、廊下から客室内に入る際に段差がございます。今回は比較的歩行障害の軽いお客様が多く、特別な対応なくクリアできておりますが、立ちあがりが困難なお客様には利用が難しいホテルでした。個人旅行では、バリアフリールームが確約できない場合は違うホテルを検討されるべきです。
南半球のオーストラリアの中でも、北部に位置するケアンズの気候は真夏!日中は30度を超える気温で軽装がおすすめですが、日差しが強いので、帽子、サングラス、日焼け止めが必須でした。
クーラーがきつかったりするので、一枚長袖の羽織るものがあると便利です。
利用するのはオーストラリアドル。物価は日本より同じからやや高めです。
基本的にチップの習慣はありません。ただ、特別なサービスを受けた時などは、代金の10%を感謝の気持ちとして渡すこともあります。ホテルでもチップは不要ですが、気持ちの良いサービスを受けた時は、少額でも渡されると喜ばれます。
今回はグループ旅行で車いすユーザーの車両を利用できましたが、予約が無いと利用できない場合もございます。日本出発前に確認しましょう。車椅子対応車両はお手洗いも広くて手すりもあり、利用しやすい設備です。重たい電動の車椅子でも対応が可能です。
グリーン島に渡る船は大型の車いすでも乗船が可能ですが、グリーン島内の【グラスボート】は、①潮の満ち干きや並みの高さに応じて乗り場が異なり、乗船場所と下船場所が異なることもあるため、重たい電動の車椅子での利用は非常に困難です。また、港も段差が多く、港のスタッフもなかなか手伝えない環境ですので、歩行ができるお客様は利用できますが、歩行が全く難しいお客様は介助が必須です。
たびのわツアーでは、添乗員と現地ガイドがお手伝いしますが、個人旅行で行かれる際はご注意ください。介助者が同行しないと、グラスボートの乗船は不可能です。