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(2024年版)ナイル川クルーズ船に3泊!エジプト南北周遊8日間
↑↑2024年版ツアーは、下記の過去ブログとは異なる旅行条件・行程・内容です。予めご了承ください。
船の旅とお別れして
カイロへぶ~ん
もういろいろ言われてすぎてわけがわからないピラミッド。
赤ピラミッドやら屈折ピラミッドやらありますが、
クフ カフラー メンカウラー 3世代によるピラミッドを中心に
その圧倒的な佇まい。
そして未知なる存在からいろーーーーーーーーーーーっんな背景を持たされるピラミッド。
きっと、神様もいろーーーーーーーーーんな意味に捉え柔軟に変化させてきた古代エジプトですから、
ピラミッドにもいろーーーーーーーーーーーーーーんな意味があったのかもしれません。
カイロの南30キロのところにあるダハシュールのピラミッド群では棺とミイラが発掘されています。
このことは、ピラミッドはお墓であるということですね。
もしかすると後世に棺とミイラが入れられた可能性もありますが。
ダハシュールにはスネフェル王の屈折ピラミッドがあります。
葬祭殿が近くにあることから、ピラミッドは仮に王の墓ではなかったとしても、
葬祭に関わる建造物であったことは確かではないかと言われています。
オリオン座の並びと一致すると言われているオリオンミステリーや、
そのオリオン座の位置が正確に一致するのが1万2500年前だから云々とか
後世にはラムセス2世のアブシンベル大神殿の至聖所に年2回光が差し、
3体の神像を照らすくらい天文が発達した文明です。
時間や時期を見定めるために、今よりも天文が生活に必要で発達していてもおかしいことなんて何もないですね。
クフ王のピラミッドは4面体ではなく8面体だそうです。
4面の真ん中にほんのすこーし角度がついています。
地上からではもちろんわからず、
上空からでもある日を除いてはわからないそうです。
その日とは、太陽が真東から登って真西に沈む
春分の日と秋分の日
それが何のためなのか、どのような意図があっての構造なのか
推測の域を出ることはないと思いますが、
技術力と天文学のすごさにただただ感服するばかりです。
ピラミッド前に鎮座するおスフィンクス
スフィンクスもまたナゾ&謎
ここでは大スフィンクスにクローズアップです。
カフラー王(第4王朝 第4代 紀元前2558年頃-紀元前2532年頃)の時代に建造されたと言われていますが、
その根拠はスフィンクスの足のあたりから「カフ」と書かれた象形文字が見つかったことに因るそうで、
そのことからカフラー王の在位中の紀元前2500年頃に作られたとされているとか。
クフ王(第4王朝 第2代 紀元前2589年頃-紀元前2566年頃)のピラミッドに大スフィンクスに言及しているのではないかという文章があるらしく
もしそうだとすると、大ピラミッドの年代はもっと遡ることになります。
また、体に対して頭部が小さいことから、何代にもわたって造りなおされてきたのではないかと考えられています。
トトメス4世(第18王朝 紀元前1419年頃-紀元前1386年頃)がその治世で大スフィンクスの修正をしています。
スフィンクスのお顔にはおヒゲがついていた言われていて、
その断片が大英博物館に展示されていますが、
そのヒゲはトトメス4世によって追加されたと考えられています。