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スタッフブログ

エジプト 古都テーベ 西岸には再生を信じた死が

わたくし、クルーズは大好きです。
船酔い著しいのですが、大好きです。

 

ナイル川は川なので波がどうとかこうとかがないので、
きっと穏やかな船旅になったことでしょう。

 

基本的に寄港地に停泊してる最中でも
船から出たくない人間ですが、
エジプトのナイル川クルーズは観光ありき!

 

古代エジプトの遺跡を観光するためにあるので、
頑張って乗り降りします。

 

そのためのクルーズ。

 

カルナック神殿、ルクソール神殿は
古都テーベ@ルクソールのナイル川の東岸でございました。

 

ナイル川西岸の観光は以下のラインナップです。

 

メムノンの巨像、ハトシェプスト女王葬祭殿、王家の谷
nail_west_map

東側は神を神を祀ったり、祭事を行ったり
生きている側

 

対する西岸は
復活を信じての死の側面

 

古代エジプト人は復活をするために死があると考えていたらしく、
死は恐れる対象ではまーーーーったくなかったそうです。

 

メムノンの巨像とは
王家の谷に行く途中にあるアメンホテプ3世(紀元前1386年-紀元前1349年頃)の
巨大な像2体のことです。
memnon

 

さてさて、メムノンとは

 

紀元前27年に起きた地震でこの座像(向かって右側)にひび割れが生じ、
明け方に悲鳴に似た音を発することからギリシア神話のトロイ戦争にでてくる
エチオピアの英雄メムノンがアキレウスに討たれて
この石像に姿を変え、毎朝、母エオスを慕って漏らす声だとか、
母エオスが悲惨な死を遂げた息子を偲んでむせび泣く声ともいわれ有名になり
そのことからメムノンの巨像と言われているとか。

 

アメンホテプ3世関係なし。

 

像は、高さ2.3mの台座に15.6mの像
バカデカイ

 

かつてこの像の後ろにはアメンホテプ3世の葬祭殿がありましたが、
この葬祭殿は第19王朝メルエンプタハ(紀元前1212年頃-紀元前1202年頃)が自身の葬祭殿の材料にするために破壊したとか。

 

きっとこのファラオだけじゃないですよね。拝借したのは。

 

次はハトシェプスト女王葬祭殿です