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3日目はフリーマントルとロットネスト島観光です。
の前にフリーマントルへ参りましょう。
フリーマントルはパース市内から西南へ20kmのところなる港町です。
19世紀半ばに開拓がはじまり、歴史的建造物を保存してきたことから、
「世界で最も19世紀に面影がある港町」と言われています。
1829年にフリーマントルを含むスワン川植民地の建設を開始した
イギリス海軍の船長 チャールズ・フリーマントルからその名前が付けられました。
フリーマントル刑務所
1850年代に西オーストラリア州最初の監獄として、囚人自らの手で建てられた監獄です。
イギリスから働き手として植民地へ送られる囚人が、現地の刑務所の準備が整っていないまま送られたため自ら作ることとなったようです。
連係ミス
この刑務所は1991年まで使用されていました。
現在、刑務所内部は見学することが可能で、
また宿泊することも可能です。
2010年に他の10の史跡と共に「オーストラリアの囚人遺跡群」として
世界遺産に登録されています。
ランドハウス
西オーストラリア州最古の公共建造物です。
1831年から1886年までは牢獄として使用されていました。
ランドハウスという名前ですが、12角形の建物です。
高台になっていて、眺めが最高です。
聖ジョーンズ・アングリカン教会
フリーマントル中心にある教会です。
とても厳かな雰囲気を醸し出しています。
戦時中に沈没したオーストラリアの巡洋艦の乗組員の名前を記したプレートがあります。
フリーマントルタウンホール
街の中心に位置するフリーマントルのシンボルともいえる建物です。
ビクトリア様式の真っ白な建物です。
1887年にイギリスのヴィクトリア女王の在位50周年を記念して建てられました。
現在でもほぼ建築当時のままの姿です。
フリーマントルマーケット
1897年から続いている歴史あるマーケットです。
週末のみの開催です。
お土産、雑貨類、フードコーナー、青果市場コーナーと分かれています。
お店の数は150以上とか。
オーストラリアの原住民アボリジニーが万能薬として使用している
エミューのオイルも売られています。
エミューはオスが卵を温めるのですが、
その間60日、飲まず食わずで耐える事ができます。
なぜなら!
栄養価の高い脂肪をため込んでいて、その脂肪を吸収しているためです。
その脂肪を精製したのがエミューオイルです。
このマーケットは1830年代の建物をそのまま利用しています。